こんにちは、酛のおともスタッフです!
あっという間に6月!
新入社員の方もそろそろお仕事に慣れてきた頃でしょうか?
飲み会や会食などで色々なお酒やお料理を堪能する機会も増えてきますよね。
でも、いざお家で同じように楽しもうと思っても、

「あれっ?お店で食べた時よりあんまり美味しくないかも…」
なんて事もあるのではないでしょうか?
確かに料理人が作るお料理と、お店の人が合わせてくれたお酒の組み合わせと比べるのは難しいかもしれませんが、
簡単なセオリーさえ覚えておけば、お家でも意外とペアリング(お酒と御料理の美味しい組み合わせ)を楽しめるんですよ!
今回はそんなペアリングの
超簡単なセオリーをお教えします(^_-)-☆

①お酒の香りのイメージ色とお料理の色を合わせる
お酒売り場の商品紹介に香りのイメージが書いてある場合は要チェック!
実際に飲んでみて連想するイメージでも、もちろん大丈夫です(^^)/
例えば、リンゴ、白桃、イチゴなどを連想する香りの日本酒。
これらはイメージするとどれも赤っぽい色の果実ですよね。
これらのイメージのお酒なら、同じく赤い色のローストビーフやガスパチョ、トマトのカプレーゼ、茹で鶏の梅肉和え、イクラおろし、カツオのたたき、エビチリなどなど。
洋ナシやメロン、マスカットの様な香りの日本酒なら緑のイメージですね。
春野菜の天ぷらやアスパラのソテー、アボカドのタルタル、焼きそら豆、キュウリのお浸し、オクラの和え物、ロールキャベツなどなど。
チョコレートやカラメル、きな粉、芋、ドライフルーツ、スパイスなどの様な香りでしたら茶色っぽいイメージでしょうか。
ステーキやビーフシチュー、カレー、麻婆豆腐、煮魚、筑前煮、ウナギの蒲焼き、などなど。
ただし、これだけでは少し足りません(>_<)
スッキリ軽快なお酒にハンバーグなどを合わせても少し物足りないですよね。なので、
②お酒とお料理のボリューム(味わいの濃淡)を合わせる。
日本酒には精米歩合(お米の削り具合)や特定名称の表記があります。
物凄くざっくりと説明してしまうと、精米歩合の数値が0に近づけば近づくほど繊細な印象に。100に近づけば近づくほど、濃純になっていきます。
(お米を削るとタンパク質や脂質、ビタミンが多く含まれている部分も一緒に削れていく為)
この精米歩合を参考にして、お料理のボリューム感とお酒のボリューム感が同調するようなイメージにすると、より合わせやすくなります! 例えば、
『イチゴの様な香りの純米大吟醸酒(精米50%)』×『冷やしトマト』
『リンゴの様な香りの純米酒(精米65%)』×『エビチリ』
『洋ナシの様な香りの純米大吟醸酒(精米45%)』×『春野菜の天ぷら』
『メロンの様な香りの純米酒(精米70%)』×『ロールキャベツ』
『きな粉の様な香りの特別純米酒(精米60%)』×『筑前煮』
『カラメルの様な香りの純米酒3年熟成(精米70%)』×『ビーフシチュー』
などなど。
他にもペアリングのポイントは沢山あるのですが、まずはこの2点を意識するだけで、グッと日本酒と料理が合わせやすくなるので日本酒をこれから覚えたいな、という方にもオススメです。
ちなみに上記の2点はワインのペアリングと同じ考え方なので、ワインやビールなどの他の醸造酒でも同じように美味しく合わせられますよ!
もう少ししっかりとあわせてみたいな、という方はもう少し踏み込んだペアリングについて次回も書いてみますので、ぜひ読んでみてくださいね(*'▽')
それではまた~!
酛のおともスタッフ(SAKE DIPLOMA&ワインソムリエ)
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